これだけ知っていれば楽しめるアルペンスキー・フリースタイルスキー・バイアスロンの見どころ【北京オリンピック2022】

2022年6月2日その他スポーツ関連,北京オリンピック2022

スキー競技サムネイル02

北京オリンピック2022が2月4日からいよいよ開催されますね。(一部競技は2月2日から行われます。)

去年の東京オリンピック2020から半年も空かずに開催されるということでスポーツ好きとしては嬉しい反面、新型コロナウイルスの感染が再拡大していて東京オリンピック2020から引き続きほぼ無観客での開催になってしまっていたり、外交的ボイコットがあったりと問題はありますが純粋に『オリンピックを楽しむ』ために、北京オリンピックで実施される競技の

テレビで楽しく見るためのと見どころ

を書いていきます。

今回は、スキーを使用する競技の中から「アルペンスキー」・「フリースタイルスキー」・「バイアスロン」の3競技について書いていきます。

その他の競技については、以下のカテゴリーの記事をご覧ください。

アルペンスキー

アルペンスキーイメージ画像

傾斜のある雪山にある2本の旗(ポール)の間を通過しながら、如何に速く滑ることができるのかを競うアルペンスキー。

アルペンスキーはヨーロッパのアルプス地方で発展したスポーツで、名前の「アルペン」とはドイツ語で「アルプス」のことで、競技名に「アルプス地方のスキー」という意味があるアルペンスキーの見どころについて書いていきます。

種目数

北京オリンピック2022のアルペンスキー競技では、男女それぞれアルペンコンバインド・スーパーG・回転・大回転・滑降の5種目、そしてパラレル混合団体の合計11種目行われます。

見どころ

アルペンスキーの種目は大きく2種類に分けることができ、滑降・スーパーGの高速系と大回転・回転の技術系に分けることができます。(アルペンコンバインドは高速系の滑降と技術系の回転を組み合わせて行う複合競技です。)

高速系の滑降では平均時速100km以上というスピードで斜面を滑り降りるためそのスピードに耐える身体能力と精神力が求められる一方で、技術系の回転では細かいカーブを素早く正確に曲がる技術とスピードが求められるなど、種目によって見どころに違いがあります。

また、複合種目であるアルペンコンバインドではその両方の能力が求められるため選手の総合力が試されることと、得意な種目が違うことによって生まれる大逆転劇にも注目です。

フリースタイルスキー

フリースタイルスキーイメージ画像

ターンやエア(ジャンプ)など観客に魅せる技が多いフリースタイルスキー。

バンクーバーオリンピック2010ではスキークロスが、ソチオリンピック2014ではスロープスタイルとハーフパイプが種目に追加され、さらに今回の北京オリンピック2022ではビッグエアとエアリアル混合団体が種目に追加されるなど、多様性のあるフリースタイルスキーの見どころについて書いていきます。

種目数

北京オリンピック2022のフリースタイルスキー競技では、男女それぞれエアリアル・スキークロス・スロープスタイル・ハーフパイプ・ビッグエア・モーグルの6種目、そしてエアリアル混合団体の合計13種目行われます。

なお前述しましたが、ビッグエアとエアリアル混合団体は今回の北京オリンピック2022から追加された種目です。

見どころ

「エアリアル」・「ビッグエア」は、観客に”魅せる”という要素が強く1つの演技の難易度や美しさ・姿勢などを採点する種目であり、細部まで完成度を高めた演技が見どころです。

「スロープスタイル」・「ハーフパイプ」は、同じく観客に”魅せる”という要素が強くこちらは複数の演技の総合的な難易度や美しさ・姿勢などを採点する種目であり、一つ一つの演技だけではなく技のつなぎ方や最後の大技が見どころです。

「スキークロス」はタイムで争う種目で、スピードが求められる中でのポジション争いや駆け引きなどが見どころになり、「モーグル」は演技とタイムの合計で争う種目で、演技の完成度とスピードの両方が求められる中で如何に難しい演技を行いながらスピードを維持するのかが見どころです。

バイアスロン

バイアスロンイメージ画像

クロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせて行うバイアスロン。

銃を使用する競技のため軍隊や警察などに所属している選手が多いため、民間人にはあまり馴染みのない競技であるバイアスロンの見どころについて書いていきます。

種目数

北京オリンピック2022のバイアスロン競技では、男女それぞれ5種目と男女混合団体1種目の合計11種目行われます。

種目一覧

  • 男子
    • 10kmスプリント
    • 12.5kmパシュート
    • 15kmマススタート
    • 20kmインディビジュアル
    • 4×7.5kmリレー
  • 女子
    • 7.5kmスプリント
    • 10kmパシュート
    • 12.5kmマススタート
    • 15kmインディビジュアル
    • 4×6kmリレー
  • 団体
    • ミックスリレー4×6km(男女混合)

見どころ

ライフル銃を背負いながらスキーで滑る「動」の動きとライフル射撃で正確に的に命中させる「静」の動きを切り替えながら競技を行うところが見どころです。

また、ライフル射撃で外してしまうと「スキーで滑る距離が加算される」か「タイムが加算される」のどちらかのペナルティが種目によって科されてしまうため、ライフル射撃の正確さは特に見どころになります。

競技日程と放送予定

アルペンスキーは2月3日~19日、フリースタイルスキーは2月3日~19日、バイアスロンは2月5日~19日(各競技空き日あり)の日程で行われます。

詳しい日程や放送予定は公式ページなどをご覧ください。