開幕3連敗からの反撃:横浜DeNAベイスターズペナント1週間の試合まとめ②(3/29~)

2022年6月9日2022年シーズン試合まとめ,野球

開幕3連敗からの反撃:ペナント1週間の試合まとめ②

私が応援している横浜DeNAベイスターズの1週間の試合結果と、その中で個人的に思ったポジティブな要素をまとめています。

多くの人に横浜DeNAベイスターズの魅力を感じてもらえたらと思っています。

他の2022年シーズンの試合まとめ記事は、以下のカテゴリーの記事をご覧ください。

3月29日 対中日 1回戦

開幕カード3連敗してしまった流れを変えるためにも勝ちたい、中日との3連戦の初戦を4-0で完封リレー勝利

ロメロ投手と牧選手の大活躍によって今シーズン初勝利を決めた試合

以下、個人的に良かったところまとめ

攻撃のポジティブな要素

  • 牧選手:流し打ちでの先制の2ランHRに申告敬遠含めて3つの四死球と圧巻の打撃内容
  • 桑原選手:得意の早打ちで4打数3安打1四死球と猛打賞+足を活かして盗塁を決める

守備のポジティブな要素

  • 佐野選手:一塁守備の動きが良くなってきている
  • ロメロ投手:相性の良さから中日戦初戦に起用された試合、8回無失点とチーム今シーズン初勝利につながる投球
  • 三嶋投手:1回を3者凡退に抑えてしっかりとした試合を締めくくった

3月30日 対中日 2回戦

昨日勝って、まずはカード勝ち越しを目指したい、中日との3連戦の2試合目を7-6で勝利

中継ぎの不安定さと四死球による得点・失点が目立った試合

以下、個人的に良かったところまとめ

攻撃のポジティブな要素

  • 柴田選手・石田投手:1塁2塁の場面でしっかりと送りバントを決めて得点につなげる
  • 全体:送りバント・走塁意識・犠牲フライなどで、6安打で7得点と安打以上の得点を決める攻撃
  • 関根選手:現状佐野選手が1塁の守備に回った時のレフトの競争のところで、4打数2安打2打点と結果を残す

守備のポジティブな要素

  • 石田投手:先発として7回4被安打2失点と試合を作る投球
  • 三嶋投手:1アウト1塁3塁のピンチでの緊急登板でありながら、1点で抑えて同点にさせなかった
  • 山崎投手:内容はとてもいいわけではなかったが、一回を無失点に抑えて試合を締めくくれたので次回以降状態が上がってくることを期待したい

3月31日 対中日 3回戦

3連勝して開幕3連敗の借金をなくしたい、中日との3連戦の3試合目を1-0で完封リレー勝利

両チームの投手による投げ合いで終盤まで得点が入らなかった中で、大和選手の気合の入ったヘッドスライディングによる1点で勝利をつかんだ試合

以下、個人的に良かったところまとめ

攻撃のポジティブな要素

  • 楠本選手・佐野選手・牧選手:上位打線の3選手が2安打ずつ打っている
  • 関根選手:9回表の絶対に点を取りたい場面でしっかりと送りバントを決め得点につなげる
  • 大和選手:サードゴロでも気合の入ったヘッドスライディングで、大事な場面に併殺崩れで1点を加える

守備のポジティブな要素

  • 濱口投手:8回無失点で課題のコントロール面も1与四死球と完璧なピッチング
  • 楠本選手・牧選手:見事な中継プレイで京田選手を3塁でアウトにして相手のチャンスをつぶした
  • 山崎投手:1回をしっかりと3者凡退に抑え、このままどんどんセーブを積み重ねていってほしい

4月1日 対ヤクルト 1回戦

中日に3連勝しそのまま貯金を作りたい、去年日本一になったヤクルトとの3連戦の初戦を6-1で勝利

初回のHR2本と上茶谷投手の好投、そしてなかなか追加点が入らなかった中で9回に3点追加点を加えて勝利をぐっと手繰り寄せた試合

以下、個人的に良かったところまとめ

攻撃のポジティブな要素

  • 佐野選手:初回先制の2ランHRを放ち、先発の上茶谷投手が楽に投げれる展開を作った
  • 宮崎選手:佐野選手に続いてHRを放つ+9回に貴重な追加点を取るきれいな右打ちのタイムリー2塁打
  • 関根選手:宮崎選手のタイムリーの後に相手をかき乱すセーフティーバントで追加点
  • 戸柱選手:9回表にタイムリーヒットを打つなど4打数2安打1打点と打撃でも結果を残す+ワンバウンドのフォークの暴投の時にキャッチャーが前に弾いたが積極的な走塁で2塁に進塁

守備のポジティブな要素

  • 上茶谷投手:7回2被安打1失点と、村上選手に打たれたHRの後も崩れずしっかりと試合を作る好投
  • 牧選手:エラーもあったが、うまい判断でダブルプレーを取るプレーも
  • 三嶋投手:1回をしっかりと3者凡退に抑える安定した投球
  • エスコバー投手:四死球で走者を出してしまったが1回を無失点に抑える投球で、これからどんどん状態を上げていってほしい

4月2日 対ヤクルト 2回戦

先発投手陣の好投もあり4連勝している中迎えた、ヤクルトとの3連戦の2戦目を2-3でサヨナラ負け

8四死球を選びチャンスを作れたが、あと1本が出ずになかなか点が入らず決め切れなかった試合

以下、個人的に良かったところまとめ

攻撃のポジティブな要素

  • 関根選手:チャンスでなかなか打てなかったがそれ以外の打席で2安打+中継プレイの隙をついての好走塁で先制点
  • 牧選手:同点となるタイムリーヒットなど4打数2安打1四死球1打点
  • 楠本選手:3四死球で出塁・送りバントを決めチャンスを作る・盗塁でチャンスを作るなど様々な活躍

守備のポジティブな要素

  • 大貫投手:粘りの投球で6回2失点で試合をまとめる好投
  • 伊勢投手:1点ビハインドの場面で登板して3者凡退に抑え、次の回の同点につなげる投球
  • 桑原選手:ピンチを救うダイビングキャッチで勝ち越しを許さないファインプレー
  • エスコバー投手:開幕から3試合連続で無失点に抑えて、OP戦の不調から復調を感じさせてくれる

最後に

先週は4勝1敗(試合中止1試合)と開幕カード3連敗の借金を一気になくし、4勝4敗の3位タイに順位を上げました

この好調は特に先発投手陣の好投が大きく、全先発投手が6回以上投げて2失点以下という素晴らしい投球でいい試合の流れが作れていましたね。

中継ぎ陣は、エスコバー投手・三嶋投手・山崎投手の勝ちパターンで投げる3投手の状態が上がってきているように感じるので、接戦の試合をしっかり勝ってほしいですね。

勝ちパターン以外の中継ぎ投手は先発投手陣が好投していたこともあり先週はあまり登板がなかったですが、登板した4投手のうち伊勢投手以外の3投手が失点する結果になってしまいあまりよくなかったので、今週は中継ぎ投手に四死球を出さずに抑えてくれる好投を期待したいです。

攻撃面では、5試合で20得点取れていてさらに5試合すべてで先制点を取れているという、試合の流れを引き寄せることができるような攻撃を多くみせてくれていました。

特に積極的な走塁意識を見せてくれる試合が多かった一方で、失敗する場面も多かったのでそこを修正していってほしいですね。

今週は甲子園で阪神との3連戦・横浜スタジアムで中日との3連戦という日程ですが、阪神は開幕から9連敗中と勢いがなく、中日には先週3連勝したいい流れがあるので、しっかりと勝ち越して貯金を作っていってほしいです。