これだけ知っていれば楽しめるショートトラック・スピードスケート・フィギュアスケートの見どころ【北京オリンピック2022】
北京オリンピック2022が2月4日からいよいよ開催されますね。（一部競技は2月2日から行われます。）
去年の東京オリンピック2020から半年も空かずに開催されるということでスポーツ好きとしては嬉しい反面、新型コロナウイルスの感染が再拡大していて東京オリンピック2020から引き続きほぼ無観客での開催になってしまっていたり、外交的ボイコットがあったりと問題はありますが純粋に『オリンピックを楽しむ』ために、北京オリンピックで実施される競技の
テレビで楽しく見るためのと見どころ
を書いていきます。
今回は、スケートを使用する競技「ショートトラック」・「スピードスケート」・「フィギュアスケート」の3競技について書いていきます。
その他の競技については、以下のカテゴリーの記事をご覧ください。
https://aoimaru-blog.com/category/sports/olympic2022/ショートトラック
トラックを集団で滑走しながら順位を競い合うショートトラック。
レース中の駆け引きの多さから”氷上の競輪”とも言われているショートトラックの見どころについて書いていきます。
種目数
北京オリンピック2022のショートトラック競技では、男女それぞれ500m・1000m・1500mの3種目ずつと男子は5000mリレー・女子は3000mリレーの1種目ずつ、そして混合団体リレーの合計9種目行われます。
なお、混合団体リレーは今回の北京オリンピック2022から追加された種目です。
見どころ
ショートトラックでは「タイム」ではなく「順位」で競うため、その時一緒に滑っている選手たちとの順位争いのための駆け引きがレース中ずっと行われます。
そのため、いつどのタイミングで前に出るのかスピードを上げるのかなどの駆け引きが見どころになります。
またリレー種目では、陸上のリレーのようにバトンを渡すのではなく前の選手が次の選手の背中を押してリレーをつなぐことが多く、その時のタイミングも見どころです。
スピードスケート
瞬間時速60kmにもなるスピードでタイムを競い合うスピードスケート。
団体戦とマススタート以外の種目では1回の滑走のタイムのみで順位が決まるスピードスケートの見どころについて書いていきます。
種目数
北京オリンピック2022のスピードスケート競技では、男女それぞれ500m・1000m・1500m・5000m・マススタート・団体追い抜きの6種目ずつと男子は10000m・女子は3000mの1種目ずつの合計14種目行われます。
見どころ
団体追い抜きとマススタート以外の種目では1回の滑走のタイムのみで順位が決まるため、その一回で如何に自分のベストを引き出すことができるのかが見どころです。
団体追い抜きでは、チームの最後の選手がゴールした時のタイムで順位が決まるため、一番負担のかかりやすい先頭の交代をスムーズに行えるのかどうかが見どころになります。
またマススタートでは、ほかの種目と違い多くの選手と一緒に滑ります。
1位～3位はゴールした順番になりますが、4位以降は4・8・12周目の中間ポイントと最後のゴールした時の順位で最終的な順位が決まるため、中間ポイント付近での駆け引きも見どころになります。
フィギュアスケート
日本でも非常に人気の高い競技であるフィギュアスケート。
スケート競技の中で唯一得点で争う競技であり、観客に魅せる演技が特徴的なフィギュアスケートの見どころについて書いていきます。
種目数
北京オリンピック2022のフィギュアスケート競技では、男女それぞれシングル1種目ずつと団体のアイスダンス・ペア・団体戦の3種目、合計5種目行われます。
見どころ
フィギュアスケートは音楽に合わせたダイナミック動きと繊細な動きの両立が見どころになります。
シングルでは、4回転ジャンプなどのダイナミックな技をどのような構成で魅せるのかが見どころになります。
ペアでは、男性が女性を上に投げて受け止める技や男性が女性を頭上に持ち上げる技などペア独自の技が見どころになります。
アイスダンスでは、ジャンプがなくダイナミックな動きというよりも優雅な動きが見どころです。
競技日程と放送予定
ショートトラックは2月5日～16日、スピードスケートは2月5日～19日、ノルディック複合は2月4日～19日（各競技空き日あり）の日程で行われます。
詳しい日程や放送予定は公式ページなどをご覧ください。